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子宮頸がん検診結果 独自の図で分かりやすく説明

 日本独自の分類で示されてきた子宮頸(けい)がん検診結果が、平成26年度から国際基準の新たな方式に統一された。従来に比べ、診断の見落としなどを防ぐ一方、患者からは「表記が難解で分かりにくい」との声も出ている。こうした声に応え、大阪市の医師が検診結果を分かりやすく説明するための図を独自に作成した。(加納裕子)


難解な診断結果

 子宮頸がんは子宮の入り口である子宮頸部から発生するがんで、多くの場合、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因。毎年約1万人が罹患(りかん)し、一昨年は約2700人が死亡した。20歳以上の女性は2年に1回、細胞診による検診を受けることが推奨されている。

 検診結果はこれまで、がん細胞の変化により、1~5の5段階で示されてきた。しかし、この方法は日本独自のものでデータを国際的に比較できない上、微妙な異常を分類しきれずに、診断の見落としにつながることがあった。

 そこで、国際的に採用されている「ベセスダシステム」が導入された。国は昨年4月から、全国の市町村にこの方式で検診結果を報告するよう通知。今年度から全国で適用されている。

 ベセスダシステムでは、上皮の細胞診の検査結果を「NILM(陰性)」から「SCC(扁平(へんぺい)上皮がん)」までの6段階で表示。陰性であれば疑問はないが、病変の程度が判別しにくい状態であることを示す「ASC-US(意義不明な異型扁平上皮細胞)」などだった場合、自分がどういう状態なのか分からない人が多いという。

 こうした状況を受けて、大阪市平野区平野西の「植田産婦人科・内科」の植田勝間医師(79)が、注意すべき分類の順番を並べ替え、緑色から赤色まで信号のように色付けした図を作成。検査を受けた人の状態が一目で分かるようにし、「ASC-US」と分類された場合は「軽度病変疑い」など、略語の説明を付け加えた。

 さらに、必要となる処置もASC-USなら「HPV検査または6カ月以内の細胞診」、それ以上であれば「精密検査」と分かりやすく表記した。

治療につなげて


 さらに精密検査(組織診)に進んだ場合の結果についても、色を対応させて説明。がん発症までにどのような経過をたどるかの絵を付けた。

 細胞診で「軽度病変(LSIL)」だった場合の多くは、組織診では「軽度異形成(CIN1)」となる。この場合は前がん段階である「異形成」の範囲が少ない。このためHPV検査で感染の有無や感染したHPVの型を調べ、がん化のリスクが高い型ならば4~6カ月ごとの細胞診、リスクが低い型や感染していなければ1年ごとの細胞診で経過を観察する。「中等度異形成(CIN2)」までであれば自然に治癒することもあるという。

 細胞診で「高度病変(HSIL)」だった場合の多くは、組織診でがん細胞が上皮に充満した「CIN3」と判定される。その手前の高度異形成も含めて「CIN3」では子宮頸部のみを切除する「円錐(えんすい)切除」などが必要となる。

 国は子宮頸がん検診の受診を推奨しているが、受診率は42・1%と半数以下。植田医師は「早期に発見して適切な処置を続ければ、子宮を摘出せずにすむ場合が多い。検査を受けた上で、治療につなげてもらえれば」と話している。

 ■ベセスダシステム(細胞診)の検診結果

 1,NILM(陰性)

 2,ASC-US (意義不明な異型扁平上皮細胞)

 3,ASC-H

  (HSILを除外できない異型扁平上皮細胞)

 4,LSIL(軽度扁平上皮内病変)

 5,HSIL(高度扁平上皮内病変)

 6,SCC(扁平上皮がん)

(2015.1.20 産経ニュースより)
http://www.sankei.com/life/news/150120/lif1501200008-n1.html


【関連書籍】
最新 子宮頸がん予防 ワクチンと検診の正しい受け方

| 産婦人科 | 06:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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