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帯状疱疹 後遺症防ぐには ~ 早めの受診・しっかり服薬・ゆっくり休養 ~

ピリピリとした痛みから始まり、皮膚に赤い水ぶくれができる帯状疱疹(たいじょうほうしん)。加齢やストレスで誰でもかかる可能性がある病気だが、正しい治療法やケアの仕方はあまり知られていない。後遺症として痛みが長く残ることもある。11月12日(イイ・ヒフ)の「皮膚の日」を前に、最新の治療法や予防法について調べた。


お年寄り 痛みの慢性化に注意

 帯状疱疹は、痛みやかゆみといった前触れから始まり、4~5日後には同じ場所の皮膚に赤い発疹ができる。この間に痛みは強くなることが多い。発疹はまもなく水ぶくれになり、2週間ほどでかさぶたになる。

◆ ウイルス原因 ◆

 原因は、水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)」。

 水ぼうそうは治った後もウイルスは消えず、全身の神経節に潜んでいる。普段は活動しないが、老化やストレスなどで免疫が下がると再活動して帯状疱疹として発症する。

 「発症の一番のリスクは加齢。50歳から発症が増え、ピークは60歳以降。85歳では2人に1人が発症するというデータもあります」と話すのは、愛知医科大学の渡辺大輔教授(皮膚科)だ。

 国内で帯状疱疹を発症する人の数は年々増加傾向にある。高齢者が増えたこと、また、子どもの数が減ったことで成人後ウイルスに接することが減り、免疫機能が高まる機会が少なくなったことも考えられるという。

 同じウイルスでも水ぼうそうと帯状疱疹では症状の出方が異なる。帯状疱疹では、特定の知覚神経に沿ってウイルスが増える。全身どこにでも出る可能性があるが、胸や背中、顔面、頭部に出る場合が多く、片側にだけ出るのが普通だ。

 痛みは、ウイルスが神経を刺激し、炎症を起こしているために起きる。皮膚がひりひりする程度から、針が刺すような痛みで夜も眠れないという人まで幅があるという。

 治療の基本は抗ウイルス薬だ。ファムシクロビル(ファムビル)、バラシクロビル塩酸塩(バルトレックス)などの薬を使う。重症の場合は入院して点滴治療する場合も。鎮痛剤や副腎皮質ホルモン(ステロイド)、状況に応じて塗り薬が処方されることもある。

 「薬はウイルスを殺すのではなく、増えるのを防ぐもの。ポイントは、ウイルスが少ない早い段階で飲み始め、症状が治まってもきちんと飲み切ることです」と渡辺さん。皮膚に症状が出てから72時間以内に飲み始めるのが理想だ。

◆ 「片側」が特徴 ◆

 しかし、皮膚の症状が出る前は、頭痛や腰痛、耳の病気などと間違えやすい。特徴は片側の痛みなので、その場合は帯状疱疹を疑って、発疹が出たらなるべく早く受診した方がいい。

 帯状疱疹の発症はストレスが絡む場合が多い。渡辺さんは「ゆっくり休むことも大切です」と指摘する。

 抗ウイルス薬を早めに飲むのは、帯状疱疹を早く治すのと同時に、後遺症を予防するためでもある。

 宇野皮膚科医院(東京都世田谷区)の漆畑修院長は「一番多い後遺症は帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる慢性の痛み。帯状疱疹の症状が重かった人、60歳以上の人は特に残りやすいので注意です」。発症から3カ月経っても痛みが残ると診断される。

 発症時に激しい痛みを感じた人、糖尿病の人は、神経の破壊が進みやすく、神経痛が残るリスクが高い。

 こうした神経の損傷に加え、「激しかった『痛みの記憶』が残って、神経痛が残る場合もある。これは心因性の痛みです」と漆畑さん。治療には、抗けいれん薬のプレガバリン(リリカ)のほか三環系抗うつ薬などを使う。今年からは鎮痛薬のトラマドール塩酸塩とアセトアミノフェンを配合した「トラムセット」も国内で使えるようになった。局所に麻酔を注射する神経ブロックを行う場合もある。

 後遺症にはほかに、帯状疱疹が顔に出た場合の顔面神経麻痺や、難聴などの「ラムゼー・ハント症候群」などがある。この場合の治療には眼科や耳鼻科との連携が大切だ。

 帯状疱疹を予防するには、ワクチン接種という方法がある。アメリカでは50歳以上の人に帯状疱疹ワクチンが推奨されている。

 帯状疱疹ワクチンは、日本にはまだないが、水痘ワクチンを使えば同じ効果が得られる。「高齢者は痛みも残りやすいので、ぜひ接種を。50歳でワクチン接種すれば、ほぼ一生、帯状疱疹の予防ができます」と漆畑さんはいう。
(朴琴順)

(2011年11月11日 apitalより)
http://apital.asahi.com/feature/others/2013011000011.html


【関連書籍】
新版 帯状疱疹・単純ヘルペスがわかる本
痛みを残さない帯状疱疹 再発させない単純ヘルペス

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