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脳脊髄液減少症:国際頭痛分類の基準変更

 頭痛診断の世界的な解説書と位置づけられる「国際頭痛分類」が改定され、「脳脊髄(せきずい)液減少症」の診断基準が、対象となる患者が拡大される方向に変更されたことが分かった。国内で交通事故などの外傷によってどのくらい患者が発症するのかが注目されてきたが、診断基準の見直しは、事故の補償を巡る訴訟にも大きな影響を与えそうだ。【渡辺暖】


 国際頭痛分類は、世界的な頭痛の研究者が作る「国際頭痛学会・頭痛分類委員会」が策定するさまざまな頭痛の診断基準。今回は、2004年に発表された第2版が改定され、第3版が策定された。

 脳脊髄液減少症研究会世話人の美馬達夫医師によると、第3版の大きな特徴は▽頭を上げていると頭痛が悪化するまでにかかる時間を診断の条件としなかった▽第2版は「ブラッドパッチ」という治療法で、発症原因別に「72時間以内」や「7日以内」に頭痛が消えることを診断の条件にしていたが、第3版は、治療後に頭痛が消えるまでの期間を条件にしなかった−−ことだ。

 日本では「交通事故やスポーツの衝撃などで発症した減少症が見逃されてきた。第2版は患者を見逃す間違った基準だ」と批判されてきた。一方、交通事故の補償を巡って被害者と加害者側との間で訴訟が相次ぎ、判決は、第2版の基準に合致しないことなどを理由に、減少症の診断の多くを退けている。

 厚生労働省研究班のメンバーでもある篠永正道・国際医療福祉大熱海病院教授は「第2版が、頭痛の悪化やブラッドパッチの効果に関して設けていた時間的な条件は、裁判でも研究班の議論でも、大きな重しになってきた。重しがとれたことで状況は一変すると思う」と話し、適正な診断が広がり救済される患者が増えることに期待を寄せる。

 【ことば】脳脊髄液減少症

 脳や脊髄の周囲を循環している髄液が漏れたり減ったりして、激しい頭痛や耳鳴り、悪心などが起きる。事故などの衝撃で発症するほか原因不明のケースもある。厚生労働省研究班が2011年10月に髄液が漏れているかを判断する画像診断基準を発表した。患者から採取した血液を髄液が漏れている部位に注射して漏れを止める「ブラッドパッチ」療法は先進医療となっている。

毎日新聞 2013年09月05日 07時29分

| 神経内科 | 21:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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