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アルコール依存症患者の世話を焼いてしまう“イネイブラー”の実態

【女性からのご相談】
私の旦那はアルコール依存症です。なんとか治療させようと思っているのですが、言うことを聞いてくれません。専門医に相談したら、「あなたも悪い、イネイブラーになっている」と言われて、腹が立っています。そんなことってあるんですか。


●A. アルコール依存症患者を助けてしまう存在の人間をイネイブラーと呼びます。あなたはまさにそのような存在です。

こんにちは。ライターの佐藤俊治です。

私も経験がありますが、アルコール依存症の家族は本人よりも心身ともに苦しく、つらいものです。今回は、イネイブラーについてお話ししたいと思います。

●アルコール依存症を可能にする人を『イネイブラー』と呼ぶ

一般的に、『イネイブラー』とは、アルコール依存症を可能にしている人を指します。依存症患者の後始末などをしているうちに、自分自身もその問題にのめり込んでしまうのです。

のめり込んでしまううちに、いつしか自分の人生とも向き合わなくなります。しかも、「自分は苦労している」「自分は不幸だ」などと自分を悲劇の主人公と思うようになるのです。いわゆる“共依存”状態です。

このイネイブラーは、アルコールにかぎらず、薬物やギャンブルなどにも見られます。

●本人に自覚はない

当事者は、「自分はこれだけ色々苦労しているのに、なんでそんなことを言われなきゃいけないの」と怒ってしまうのです。医師はそのようなことが分かっているので、イネイブラーに対してかなりきついことを言います。まず、そこを引き離して治療を施そうと言うわけです。

依存症患者側も、いつも尻拭いをしてくれる人間が離れることによって、意識が変わり、治療に意欲を燃やすケースがあります。

(2014/12/03 マイナビニュースより抜粋)
http://news.mynavi.jp/news/2014/12/03/215/

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