PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

    ⇒「メディカル・データ・アーカイブ」トップページへ

     ▼ ランキングに参加しています ▼
     にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ 

≫ EDIT

「怠け病」じゃないんだよ

 夕方になると元気なのに、朝は体調が悪く、学校に行けない。10代の子どもに増えている「起立性調節障害(OD=Orthostatic Dysregulation)」だ。だが、病気の存在が広く知られていないため、「怠け病」と言われて二重に苦しむケースも多い。そんな家庭を支え合おうと、保護者らによる自助グループの活動が広がっている。

 「頭の中に綿が詰まっていたみたいでした」。横浜市青葉区の女子大生(18)は、ODだった中学2年の頃を振り返って言う。

 朝になると、頭痛やめまいで起き上がれない。それでも頑張って学校に行くうちに、全く起き上がれなくなってしまった。病院で様々な検査を繰り返したが原因がわからず、知人の紹介で行った小児科で、ようやくODと診断された。

 ODは、自律神経の働きが悪くなることが原因。心臓や血管の動きの調節がうまくいかず、血圧が下がったり、体のリズムが崩れて昼夜逆転になったりする。小学生から高校生に多いのは、体が急激に成長し、ホルモンのバランスが崩れるためと考えられている。頭痛や吐き気、めまい、倦怠(けん・たい)感、食欲減退など人によって症状は様々。強いストレスが自律神経に影響し、症状を悪化させることもある。全国の患者数は不明だが、約10万人の中高生がこの病気で生活に支障を来しているとの見方もある。


 西部総合病院(さいたま市)の小児科部長、数間紀夫医師(59)によると、治療は自律神経が正常に働くのを促すよう、規則正しい生活を心がけるのが基本。血圧を上げる薬を使うこともある。軽ければすぐ治るが、数カ月から数年かかり、長期間にわたって学校に通えないケースもある。

 50年ほど前に国内で報告された病気だが、いまだに知名度が低い。そのため、「怠けている」「根性が足りない」と親や学校が思い込み、無理やり登校させて症状が悪化するケースも。医療現場でも、小児科以外では診断基準が浸透しておらず、「うつ病と診断され、処方薬が適切でないために悪化することもある」と数間医師は指摘する。

(2014年06月12日 朝日新聞デジタルより抜粋)
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20140612150230001.html


【関連図書】
うちの子が「朝、起きられない」にはワケがある―親子で治す起立性調節障害
朝起きられない子の意外な病気 - 「起立性調節障害」患者家族の体験から (中公新書ラクレ)
起立性調節障害がよくわかる本 朝起きられない子どもの病気 (健康ライブラリーイラスト版)

| 小児科 | 12:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

    ⇒「メディカル・データ・アーカイブ」トップページへ

     ▼ ランキングに参加しています ▼
     にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ 

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。