2013年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年08月

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もはや憧れの職業ではない? 医師の6割が「勧めない」

 全米の医師を対象とした調査から、次世代の若者に医療職への道を「勧めたくない」との回答が59%に上ることが分かった。調査を行った米調査会社ジャクソン・ヘルスケアは、米国の医師の半数近くが現状に不満を感じており、医療現場の空白が広がりつつあると報告している。

現状に「不満」が42%


 調査は、今春に全米の医師3,456人を対象に行われた。現在診療に従事する医師の満足度やキャリアへの考え方などに関する結果が報告されている。

 それによると、次世代を担う若者に医療業界で専門職となることを勧めたいかとの質問に対し、59%の医師が「非常に勧めたくない」もしくは「やや勧めたくない」と回答。自身の将来のキャリアの見通しについては36%が「暗い」、48%が「どちらでもない」と回答、「だいたい明るい」は16%にとどまった。また、自分の診療行為に対しては17%が「非常に不満」と答えており、「やや不満」と合わせて42%が不満を抱いていることが分かった。

 「満足」もしくは「やや満足」と答えた医師(58%)は「男性」「45歳以上」「麻酔科医」「外科または小児科を副専門科としている」「皮膚科医」が多かった。また、ナース・プラクティショナー(特定看護師)やフィジシャン・アシスタント(医師助手、ともにある程度の医療行為が許可されている看護師)と働いている、1日当たりの勤務時間が11時間以下などといった傾向が見られた。

「ビジネスマンでなく医師でありたい」

 2012年に比べ、今回の調査では1人で診療する医師が21%から15%に減少すると同時に、病院などに勤務する医師の割合が増加。病院勤務を選んだ理由については「開業による経営面の問題が面倒」が42%と最も多く、「ビジネスマンではなく医師でありたい」が32%、「開業資金がない」(27%)との理由が多かった。

 ジャクソン社の報告では、報酬への不満が大きいことも明らかになったほか、退職理由のトップ3は「燃え尽き」「医療制度改革の中での診療を望まない」「医療過誤保険や管理費用などの経済的要因」だったことも示された。また、回答した医師の18%が5年以内に、36%が10年以内に診療をやめる意向を示しているという。

| 医学一般 | 10:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「新型うつ病」に暫定的な統一見解―日本うつ病学会

排除することなくきちんと診断を

 仕事中は症状が出るが、余暇は楽しく過ごせるなどの特徴がある「新型うつ病」。個人の甘えだなどとの批判もある中、心身の不調を訴える人たちの悩みが深刻なのも実情だ。第10回日本うつ病学会総会(7月19~20日、北九州市)で開かれたシンポジウムでは、4人の専門家らがそれぞれの立場から論議。「新型うつ病」は精神医学用語ではないものの、排除することなくきちんと診断し、職場や産業医との連携を強化するなどして対応すべきとの見解で一致した。

若者に共通の性格的特徴か

 同学会によると、「新型うつ病」や「非定型うつ病」は伝統的なうつ病とは異なり、

若年者に多く、全体に軽症で訴える症状は軽症のうつ病との判断が難しい
仕事では抑うつ的になる、仕事を回避する傾向があるが、余暇は楽しく過ごせる
仕事や学業上のストレスをきっかけに発症する
病前性格(病気になる前の性格)として成熟度が低く、規範や秩序、他者への配慮に乏しい

―などの特徴が認められるという。

 九州大学大学院人間環境学研究院の黒木俊秀教授(心理学)は、上記の特徴について「そもそも、うつ病に特有なものなのか」と疑問を提示。「現代の若年者に共通する一般的な特徴ではないか。何らかの原因で精神的な不調に陥れば、これらが強調されることはあり得る」と続けた。そのため、こうした特徴でひとくくりにすることの意義は乏しいとしている。

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| 精神科 | 20:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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カネボウ美白化粧品被害に学会がQ&A集

 カネボウ化粧品と子会社のリサージ、エキップが製造販売していた美白化粧品54商品で肌がまだらに白くなる白斑様症状が生じたとの多数の報告があり、同社による自主回収や診療に関する対応が始まっている。これを受けて日本皮膚科学会は7月17日、特別委員会(委員長=藤田保健衛生大学・松永佳世子教授)を設置するとともに、公式サイトでQ&A集を発表した。医療者向けの手引きだが、一般に役立つ情報も掲載されている。また、7月24日現在で診療ができる施設も紹介している。
http://www.dermatol.or.jp/info/news.html?id=108

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| 皮膚科 | 10:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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英のはしか流行、ワクチン問題視した15年前の論文に翻弄されて

 アリシア・ジェンキンズさんの耳の後ろに特徴的な発疹が現れたとき、祖母のマーガレット・マグフォード さんは自分が15年前に下した決断がその原因であることにすぐに気づいた。

 ジェンキンズさんが乳児だった1998年当時、ウェールズ南西部に位置するこの地域は、はしかとおたふく風邪、風疹の3種混合ワクチン(MMR)への抵抗が特に強かった。英国人医師アンドリュー・ウェイクフィールド氏がこのワクチンが自閉症を引き起こす恐れがあると示唆すると、地元紙がさかんに書き立てて、多くの親が子どもにこのワクチンの接種を受けさせなかった。この主張の誤りが証明されたあとも、抵抗は続いた。

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| 感染症 | 10:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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体重減に成功しても心血管リスクは変わらず

第73回米国糖尿病学会(ADA)年次学術集会

 過体重や肥満の2型糖尿病患者を対象に、集中的な生活スタイル介入による体重減少を試みた「Look AHEAD」試験の結果が、第73回米国糖尿病学会(ADA)(6月21日~25日、シカゴ)で発表された。食事・運動療法によって減量し、その体重を長期間維持できても、従来療法群に比べ心血管リスク低下は認められなかった。


 同試験は、食事でのエネルギー摂取量を適正にコントロールし、運動を増やすことで、どれだけ心血管疾患や脳卒中の発症を減らすことができるかを調べるために実施された多施設共同無作為研究。

 研究グループは、米国内16施設に登録された過体重または肥満を有する2型糖尿病患者を、生活スタイルに介入した強化療法群(2,570例、平均年齢58.6歳、女性59.4%、平均体重101kg、平均BMI 35.9)、または患者教育を中心とした対照群(2,575例、同58.9歳、59.7%、101kg、36.0)にランダムに割り付けた。強化療法群は、1日1,200~1,800kcalの食事と、週に175分以上の中強度の運動を続けた。

 「Look AHEAD」試験は2012年9月に中止され、治療経過観察期間は中央値は9.6年だった。1年後の体重減少率は、強化療法群では対照群に比べて有意に大きかった(8.6% 対. 0.7%、P<0.05)。試験終了時ではその差は小さくなったが、依然として体重減少率に有意差があった(6.0% 対 3.5%、P<0.05)。HbA1cは、強化療法群で7.3%、対照群で7.2%だった。

 1次評価項目を心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中、狭心症による入院とした。このうち心血管死などの発生は、強化療法群は403例、対照群は418例であり、100人・年当たり1.83 対 1.92(P=0.51)となり、両群間に有意差は認められなかった。

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| 糖尿病 | 13:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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京都府立医大調査報告でJ-CLEARが見解

スキル不十分下での医師主導型臨床試験を問題視

 「NPO法人臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)」※は,京都府立医科大学が発表したKYOTO HEART studyの調査結果を受けて,7月20日に東京都で記者会見を開き,データ操作,同試験の方法論,実施体制に対する同機構としての見解を明らかにした。副理事長の植田真一郎氏(琉球大学大学院臨床理学教授)は,データ管理の仕方など,臨床試験のスキルが不十分なまま,医師主導型臨床試験が行われたことに問題があるなどの認識を示した。また,理事長の桑島巌氏(東京都健康長寿医療センター顧問,東京医科大学兼任教授)は,どの段階でデータ操作が行われたかを検証すべく,第三者の立場で同試験のイベントを検証したエンドポイント委員会に直接問い合わせたことを明らかにし,その説明から,データ操作は同委員会以外のところで行われた可能性が非常に高いと述べた。

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| 製薬 | 13:48 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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JAPhMed 臨床研究の信頼確保で緊急提言

ディオバン問題を受けて、製薬企業所属の医師を主な会員とする日本製薬医学会(JAPhMed 理事長:今村恭子氏)は7月18日、臨床研究の信頼性確保に向けた緊急提言を発表した。行政に対し、実質的な規制がない臨床研究(GCP、GPSP適用除く)の管理体制が必要だとする一方、研究者・研究機関に対しても研究に疑義が生じた際に対外的に説明できるように記録の保存と積極的な情報開示を求めた。専門家が不足している統計専門家については、「研究支援体制の共有・強化と信頼性の確保」を提案した。資金を提供する製薬企業には、疑義に対する信頼性調査結果の情報開示のほか、研究資金は目的を明示した研究契約締結に基づいて提供することを求めた。

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| 製薬 | 00:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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フラッシュバックに効果か 既存薬、千葉大が臨床研究へ

 つらい記憶が繰り返し突然よみがえる心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状の一つ「フラッシュバック」を減らすのに脳卒中の後遺症を改善する既存薬が役立つ可能性が高いとして、千葉大の研究チームが効果を確かめる臨床研究を8月にも始めることが、6日分かった。大学の審査委員会が6月中旬、臨床研究に大筋で合意した。

 東日本大震災のような災害や虐待、事故が原因で発症するPTSDでは、投薬で抑うつ症状などは改善する場合が多いものの、フラッシュバックには十分な効果がない。チームの橋本謙二教授(神経科学)は「薬の効果を証明した上で、世界初の正式なフラッシュバック治療薬として普及させられるよう製薬企業に働き掛けたい」と話す。

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| 精神科 | 00:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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「かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン」について


 「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」では、その計画の一つとして「認知症の薬物治療に関するガイドライン」の策定を予定していたところです。
 今般、平成24年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業において行われた「認知症、特にBPSDへの適切な薬物使用に関するガイドライン作成に関する研究」の成果として、当該ガイドラインが策定されましたので公表いたします。

かかりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(PDF:1,032KB)

平成25年7月12日
老健局高齢者支援課
認知症・虐待防止対策推進室
(代表) 03(5253)1111
(内線) 3869,3871

| 精神科 | 06:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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抗不安・睡眠薬依存(11) 市販薬乱用しデパス食べる

 薬局で簡単に手に入る鎮痛剤やせき止め、風邪薬などの服用をきっかけに、市販薬や処方薬の薬物依存に陥る人もいる。

 北関東の30歳代の女性は、2人目の子どもの出産後から激しい頭痛に悩まされ、約10年前、薬局で鎮痛剤のナロンエースを購入した。服用量は当初、きちんと守っていたが、次第に増えていった。

 「ちょうど身内の人間関係などがゴタゴタした時期で、飲むとポワンとなり、効いている間だけは周囲の目や嫌なことを気にせずにいられました。頭痛を抑えるというよりも、無感情な感覚を求めて、用法や用量を無視して頻繁に飲むようになってしまった」

 市販薬で、だれもがこの女性のようになるわけではない。だが体質によっては、こうした過敏な反応が表れることがあるという。使用を短期間にとどめれば問題はないが、ストレスから目をそらす目的などで使い続けると乱用につながる恐れがある。

 女性は多い時、ナロンエースを1日80錠飲んだ。当時はインターネットの通信販売で、薬のまとめ買いが容易に出来た。それでも足らなくなると、薬局を何軒も回って購入した。薬代は月2万円を超えた。

 服用開始から2年ほどたった頃、不眠症状が強まり、受診した内科医院でデパス(チエノジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬)が処方された。最初は寝る前の1錠だけだったが、すぐに歯止めがきかなくなった。「デパスも、飲むと夢見心地で悩みを忘れられた。効果が切れるとますますつらくなるため、すぐに飲みたくなる。デパスを集めるため、あちこちの医院を駆けずり回った」。ある精神科医院では、デパスに加えSSRIのジェイゾロフトなども処方された。

 「デパスは多い日は30~40錠使いました。甘いのでラムネ菓子のようにポリポリ食べた。私の場合、デパスを大量服用すると意欲が沸いて、いろいろなことができるような気になった。ナロンエースや他の処方薬も、1日計20~30錠飲んでいた」

 やがて薬の影響で気を失い、倒れた。2008年秋から、赤城高原ホスピタルに7か月入院した。この間、大量のデパスなどの代わりに、抗ヒスタミン薬のヒベルナや抗精神病薬のコントミン、レボトミンなどを一時的に使い減薬に成功した。だが退院後、またナロンエースを飲んで再入院。以後も入退院を繰り返し、今は5回目の入院生活を続けている。

 「入院中は、目を背けたい現実を直視せずに済むので、薬を飲まずにいられる。でも退院すると、仕事などのストレスに耐えかねて薬を口にしてしまう。薬に依存する生活を長く続けたことで、ストレスへの抵抗力が非常に弱くなった気がする。今度こそ、病院にいる間にストレス対処法をしっかり身につけて、必ず薬をやめたい」

(2012年9月18日 読売新聞)
http://web.archive.org/web/20120922161257/http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=65038

| 佐藤記者の「精神医療ルネサンス」 | 10:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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